2020年1月1日水曜日

アドルII未解決問題

・アドルIIの不明点について

アドルII未解決問題とは個人的な課題のひとつで実際の効果量がよくわかんないことです。
とは言っても公式でアドルII自体の効果量は50~70(MND差によって変動。100でキャップ)と公表はされているのですがこれには問題が2つあります。

A.詠唱速度遅延のほうの効果量には触れられていない(いちおうアドルは魔命と遅延が同値とされている)
B.弱体効果+とサボトゥールのかかり方がわからない。

Aはともかく、Bはピンとこない人がいると思うので他の弱体でのこの2つのかかり方をまず説明します。

1.ブラインII

現在の効果量は 基本深度*サボトゥール補正*弱体効果+ ですが
メリットポイント項目だったころは 基本深度*サボトゥール補正*弱体効果+ + メリットポイントポイント段階 でした。

ブラインIIはメリットポイントを振っている段階ごとに効果量が増えていましたがその部分にはサボも弱体+ものっていませんでした。

2.ディストラ・フラズル

(スキルによる基本深度 * サボトゥール補正 + MND差による深度) * 弱体効果

ディストラフラズルはMND差によって若干深度が増えますが、その部分は弱体効果はのりますがサボトゥールはのりません。

3.ディア

基本深度 * サボトゥール補正 + 弱体効果+

サボトゥールは基本深度に乗算しますが弱体効果は加算されます。
このため現状でディアIIIをNM相手に最大限に効果をあげれば58/3sのスリップ魔法にすることができます。


とまぁこのようにサボトゥールと弱体効果+ののりかたは弱体魔法によって違うことがあります。
これを踏まえると実際に赤魔道士が使うアドルIIの効果量はよくわからないということになるわけですね。
今回はいい加減この部分を解き明かしておこうと思い立って色々調べてみました。

・詠唱遅延率の検証

/equipset FC装備
/ma アクアベール <me> <wait1>
/equipset 強化延長装備

このようなマクロを組みます。
アクアベールの詠唱は青のエレ魔法と同じく6秒でこのようなマクロでFCがある程度はやくなると
強化延長装備とFC(ファストキャスト)装備での着弾が混在するようになります。
アクアベールは上書き可能なので、効果時間を見ることでどちらで着弾したかを簡単に確認することができます。
これを利用して混在が発生するFCとしなくなるFCの境目を探して詠唱時間を判別します。

ちなみに最初はリキャストから判別すればいいじゃないかと軽く見てましたが
アドルはリキャストには影響がありませんでした。
というか、昔そのへんも調べてたのにすっかり忘れてました…

1.通常状態

FC74でFC装備での着弾を確認。
FC73で50回やっても延長成功。

自分の環境では73と74の間が分水嶺となるようです。
以降はこれを基準に探していきます。

なお、重さなどで変わる可能性があるので中断した場合は毎回チェックし直しましたが
結果は毎回同じでした

2.アドルIIのみ

対象はノーグからでたところにいるカニです。
これにアドルIIをかけてアブゾシールドをつかって自分にアドルIIを移します。

FC144で混在
FC143で非混在

143 - 73 = 70

効果量は70で良いようです。
つまりアドルと同じく魔命の減少と詠唱の遅延の基礎値は同じであるようです。

3.アドルII+サボトゥール(125%)

対象は東サルタバルタのピトリヴです。

FC157で混在
FC155で非混在

155 - 73 = 82

50 * 1.25 + 20 = 82.5

厳密に境界線を求められていませんがおそらく82で大丈夫です。
計算としてもMND差部分にサボトゥールが乗らないことで一致します。

4.アドルII+弱体効果+20%

対象は東サルタバルタのハチです。

FC154で混在
FC153で非混在

153 - 73 = 80

50 * 1.2 + 20 = 80

効果量は80でした。
計算としてはMND差部分に弱体効果+が乗らないことで一致します。

5.アドルII+サボトゥール(125%)+弱体効果+10%

対象は東サルタバルタのピトリヴです。

FC162で混在
FC161で非混在

161 - 73 = 88

50 * 1.25 * 1.1 + 20 = 88.75

サボトゥールと弱体効果は乗算関係にあることが確認できました。

6.アドルII+MND差50

対象はケイザックのウサギ(MND96)です。

FC134で混在
FC133で非混在

133 - 73 = 60

50 + 0.2 * 50 = 60

公表されているMND差100で20の補正がつくというのは
0.2 * MND差でたぶん大丈夫です。

7.結論

50 * サボトゥール補正 * 弱体効果+ + MND差*0.2(最大20)

詠唱の遅延率に関しては上記の式になると思われます。
現行の赤の装備だとサボトゥールが1.37倍と弱体効果+54になるので
全力を出した場合、深度は97%~124%となるようです。

・魔命ダウンの検証

自分にアドルIIを受けてからのエンの命中率から判断とか
はじめはアイススパイクの反撃ダメージのレジスト率から判断とかいろいろやっていましたが
ミッジ族のエメティックディスチャージを利用すればフェイスやマトンにアドルIIをかけられることにきづいたので
一念発起してマトンによる調査を実施しました。

この方法はゆだにっき。様で詳しく紹介されています。
実践例としては以下のようなものがありますね。


赤ソロ小冊子様「「INT差による魔命補正」について」
ゆだにっき。様「【FF11】マトンで見る魔命と属性耐性のメモ【魔命】」

フェイスでもスキャナーとおなじ挙動をするのである程度代用は可能ですが
とりあえず現状魔命で詳しい数値をとりたかったからこれを利用するのがベストですね。

1.方法と対象

ケイザック古戦場でメナスNMのMastopを沸かせてエメティックディスチャージをつかわせます。
弱体3つ以上でWSがされるので非常に扱いやすいです。
いちおうエヌティエルの雑魚ミッジもエメティックディスチャージを使いますがこちらはひくのがめんどうすぎたのでMastopをつかうことにしました。
ギミックが面倒ですが外ならレベルが低いのもあってエンと物理でそれなりに簡単に落とせます。
なので追い込んでからアドルIIをばらまかせて落としてしまって近くの蜘蛛を使って魔命の測定をします。


対象はこのような感じのようです。

2.フラズルとランゴールの確認

装備だけで調整するのが厳しいのでアドルの前にこの2つの効果をちゃんと確認しておきます。

・装備魔命178でエアロIIを詠唱→必要魔命は178
・イドリスのランゴールと装備魔命+78でエアロIIを詠唱→イドランゴールは100
・バグアチャーム+2と装備魔命+93でエアロIIを詠唱→バグアチャーム(+7)のランゴールは+85
・フラズルと装備魔命+143でエアロIIを詠唱→フラズルは35
・サボフラズルと装備魔命+118でエアロIIを詠唱→サボフラズルは60
・弱体効果+10のフラズルと装備魔命+140でエアロIIを詠唱→1.1倍のフラズルの効果は38
・弱体効果+10のサボフラズルと装備魔命+112でエアロIIを詠唱→1,1倍サボフラズルの効果は+66
・MND差を50に調整したフラズルと装備魔命+143でエアロIIを詠唱→フラズルは35
・フラズルIIと装備魔命+128でエアロIIを詠唱→フラズルIIは50

ランゴールは確認されているとおり、公表されてる数値通りですね。
フラズルはディストラと同じくMND差部分にサボトゥールが乗らない仕様になっているようです。
また、公式フォーラム「弱体魔法が息をしていない」ではフラズルのMND差のキャップは100とされていますが
ディストラとおなじく50差でキャップするとみてよさそうです。

3.アドルIIの効果量の測定

共通でフラズルIIとランゴールを利用して魔命+150

・サボアドルIIと装備魔命+110(魔命+260)でエアロIIを詠唱→サボアドルIIは-82
・1.1倍のアドルIIと装備魔命+110(魔命+253)でエアロIIを詠唱→1,1倍アドルIIは-75

50*1.25+20 = 82.75
50*1.1+20 = 75

50 * サボトゥール補正 * 弱体効果+ + MND差*0.2(最大20)

ということで詠唱遅延と同じ式と見て良さそうです。

・まとめ

MND差部分にサボトゥールも弱体効果+も乗らないというのは残念でした。
が、まぁもともと最低値が高いのが特徴の魔法でもあるので傷は浅い…と思います。

遅延のほうは単純に見るなら最大で詠唱を2.24倍にする魔法ということなります。
ただ、敵に関しては赤ならばファストキャスト、黒ならばエレメントセレリティを持っているので
どちらかだけなら70% → 194%(2.77倍)、両方持っているのなら40% → 164%(4.1倍)となると思われるので
確認はできていませんが単純な数値以上に伸びてるように見えるケースが存在するのではないかとおもわれます。

とはいえ、詠唱が長い魔法はかなりの確率で途中で中断してしまうのでフルに伸びた状態を見ることもけっこう稀になるんですが
そういう意味では詠唱が長い魔法に有効な変則的なサイレスみたいなものだとみておけばいい気がします。
もちろん中断が発生しないならそれだけの時間行動が停止するので、行動阻害魔法的な働きもしますね。


魔回避部分はプレイ上実感しやすいのは敵の弱体ガ系を食らったときな感じです。
とりあえず今までの調査からいうと900強程度あれば一部の敵の弱体や精霊のフルレジを見込める感じなのですが
赤の場合、フルマリグナスで魔回避730でこれにバで895、これでちょっと足りないなってくらいのところにひと押しになったり
ソロだとアヤモ手が採用されているのを埋めてくれたりでかなりいい感じですね
あとは地味にフェイスもレジ範囲が広がってるかな?という感触もあります。

もちろんPT用としても魔回避600~650のラインに届きづらいジョブへのひと押しとしては有用だと思います。
難点は敵の属性耐性を見てるわりにディストラ・フラズルのような補正を持っていないので通しづらいケースが多いことでしょうか…
この辺の関係でとくに必要に迫られてなければメリットポイントの属性魔命は火にふることにしていますが正直焼け石に水という感じも
ただフラズルとあわせたり、最低値の高さがあるのでMNDを捨てて魔命に特化してみたりと通すための工夫をする余地はまだあるほうなので
できるだけ頑張っていこうということで!

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