全装備に魔攻と魔命がついてさらにカットもついたんで劇的によくなりましたね。
ということで考察を出しておきます。
1.ダメージ試算
ダメージ計算式は上記のサイトを参考にさせてもらいました。
※上記サイトでは触れられていませんがエンピのコンビネーション効果はギフトの青魔法効果アップの影響を受ける仕様でした。
A.7属性ダメージ
B.テネブラルダメージ
テネブラルは他7属性と大きく装備で変わるので別に試算を出しました。
C.割合比較
D.コンビネーション効果込みでの期待値計算
なお、コンビネーション効果は発動時に効果対象全てのダメージが上がるという形で個別に判定をするわけではない仕様です。
ダメージの期待値自体は105%前後ですが実際はオーバーキルになった分は無意味になるで低HPの敵では機能しづらいです。
また、BBと加算の関係にあるのでBB使用した場合はダメージの伸びが悪くの問題があるので実質的には5%よりはそれなりに弱いです。
E.部位別評価
・頭
頭はアマリク・AF・レリックが全て弱いので元々強い装備にかける部位でした。
なので、純粋にHS+2が強いです。いちおうアマリクとの組み合わせで一部の魔法ではコーホトに勝てます。
が、他に有効なプロパティを持たないこの部位をあえて使う意義はあまりないので基本的には胴を使うときは必要になるので、胴を使いたいかどうかで選ぶことになります。
・胴
被ダメージ-12%を持っており、これが非常に強力です。
これを使うとコーホトを使えなくなりますが、頭とあわせれば威力の減少量はそこまで大きくならず、さらにセット効果の発動率も稼げます。
・手
被ダメージ-9%と青魔法詠唱短縮-15%を持っています。
装備ヘイストがキャップしている前提でエラチックフラッターのみで27秒、魔法ヘイストキャップで18.75秒がヘイストによる短縮後の時間になるので15%短縮はそれぞれ約4秒と2.8秒の短縮になります。
エレ魔法は単独でリキャが回らず複数をループさせる形で使いますが、その時にリキャストが短ければ短いほど安定してまわしやすくなるのでこの装備の有用度は非常に大きいです。
・脚
被ダメージ-11%ですが、威力の低下度は一番大きい部位です。
セット効果がつかないAMスロップス+1と比較しても劣るのでカットがそこまでいらないのならAMスロップスで安定です。
・足
被ダメージ-を持たない部位ですが、ステータスが優秀なのでスペクトラルでもダメージ減少は少なく、魔法によっては威力があがります。
この部位はブルバースト効果アップがあるのでブルーバースト時は大きく威力が伸びます。
威力重視で組む場合でもこの部位はHS+2を使ったほうがいいでしょう。
・全部位採用
目玉は被ダメージ-32%でこれにサクパタの10%とアンバス背を加えると物理-52%、ブレス魔法42%カットになります。
胴のおかげでFC時も被物理ダメージ50%をとりやすくなったのとあわせると詠唱から着弾まで常に被物理ダメージ-をキャップさせられるようになりました。
このため非常に安全度が高い状態でエレ魔法を扱えます。
その反面、魔法威力はINTが重要なスペクトラルテネブラルで10%程度、他でも5%程度は減ります。
コンビネーション発動を考慮に入れる場合はスペクトラルとテネブラルが見劣りはしますが他はいい勝負になります。
実際の運用としては範囲攻撃をするアタッカーが青1人でない場合は詠唱中や詠唱後の被弾リスクがあるのでHS+2を使ったほうが安全度が高いです。
また、ソロの場合、スペクトラル・エントゥーム・アンビルは使用後の安全度が高いのでこの辺は威力重視でサイストやテネブラルなどは使用後のリスクを被ダメージ-で補ってつかっていくというプランなども考えられます。
ただし、セット効果でダメージムラがでるのでダイバーのSPをつかわせずに戦うといった場合では別種のリスクが発生することになるので注意が必要です。
また、アマリクと比較すると魔命がかなりあがっています。
これに関してはエレ魔法はあまり高レベルの敵も高耐性の敵も狙わないので恩恵が出る場面はあんまりないのですが、クロ巣のクロウラーがキャップではないにしても、普通にエントゥームで石化するようになっていたりと大きく楽になっている場面もあります。
2.回避について
A.FC回避と待機装備
HSミンタン+2が青魔法詠唱短縮15%と被ダメージ-12でFC装備として非常に優秀になりました。
また、HSアタイアは完全に魔導士装備になっていますがそれでもそれなりに回避が高いという特徴があります。
これらの特徴のおかげでFC絡みでの防御性能を大きくひきあげられるようになりました。
というわけで以下は採用装備です。
※魔法の追加ステータスは考慮外
MLvの追加でFC特性はサポ赤で20をとれるようになったので20で組み込みやすくなりました。
また、Mlv1毎に回避は1.3あがるのでしっかりあげているとかなり底上げされます。
というわけで3箇所着替えで待機時1262、FC時1182まであげられるように
回避の使い所のジェールCの回避盾はとりあえずの目標回避が1480程度(高DEX種族を踏まえるともうちょっとほしい)なので、FC時でも十分な回避を確保できます。
これで最速の夢想花やシープソング、あるいは寝かせ前のテネブラルなどをリスクをあげずに使用することができるようになります。
なお、この場合FC時のカットが少し足りてないので、そこを気にするなら手をニャメにするといいです。
回避が少し落ちるのと、HPの増減での凹みが発生しやすくなりますがカットが足りるようになります。
また、待機装備でHSミンタン+2を採用することで回避が33程度落ちる代わりに、マクロでの着替えを1行減らせるようになるのでそちらを選ぶという手もあります。
B.エレ魔法着弾装備での回避
この程度の回避だと機能する場面はほとんどないのですがソーティの敵レベルの下限が119と驚きの低レベルスタートだったのでこれでも仕事になります。
以下は回避の目安です。
#A(Lv119~121):1011
#B(Lv123~125):1137 ※エレは黒なので実際はもっと低いと思われる
#C(Lv127~129):1263
#D(Lv131~133):1401 ※AGIの種族ランクがAかつ命中特性を持つジョブもいるので実際はもっと高いと思われる。
イオニスと追加ステータスを含めると回避は30くらい増えるので全体的にはもう少し増えます。
これで#Aは魔法着弾時も回避がキャップしており、#Bでも食事込みならエレ相手に60%以上の回避は期待できます。
また、素では足りない#Cもフルゴアのフラッシュ込みか歌ありなら強気に出れます。
このため、テネブラル…は耐性の関係で採用しない感じですが、フルゴアやサイストやシアリングなんかは使いやすくなりました。
また寝かせ・石化がない状態からのスペクトラル・アンビル・エントゥームの直当ても低リスクでやれます。
PT的には横でイオリを撃たれたり、他の青も魔法を使っているときなんかでの安定度が大きくあがります。
なので、HS+2が揃ったらカットのみならず回避も意識して動くようにするとより効率的に敵を殲滅できます。
3.所感
もぎヴァナ発表時点で全部位に魔攻・魔命がつきそうでカット部位も存在するという感じで青エンピは使い道が多そうだとは思ってましたが、想像以上に優秀でしたね。
単純な攻撃面は落ちるところはありますが、青でエレ魔法を使う局面は青自身がタゲを抱えてることが多いというか、自分を盾にすることでより強く動けるといった感じになっていたので防御的な性能がうまく嵌っています。
ダメージ狙いではなく、青盾として動く場合でもミンタン+2の性能が図抜けているのでやはり得たものは多いです。
ということで青エンピは全部位の打ち直しをつよくおすすめできる仕上がりですね。
…119+1の時点では箸にも棒にもかからない感じだったんで今からだと素体づくりから頑張んなきゃって人も多そうですが